
サウナの後に水風呂へ入っていますか?
入っていない方は、正しいサウナの入り方をしていません。
”サウナに入る”とはサウナ→水風呂→外気浴までの1セットです。
気持ちよく外気浴を行い、「ととのう」ためにはサウナ後の水風呂は”必須”なのです。
ではなぜ水風呂へ入らなければならないのか、理由と効果を見ていきましょう!
なぜ水風呂に入るべきなのか?
水風呂が必要な理由と効果。
そして水風呂の温度は何度が理想的なのか?を記載しています。
サウナの後は水風呂へ入るべし

サウナの後は、水風呂へ入りましょう。
サウナの正しい入り方はサウナ→水風呂→外気浴です。
サウナ、水風呂と温冷交代浴を行うことで、外気浴のときに「ととのう」という感覚になります。
「ととのう」ためには水風呂を欠かすわけにはいかないのです。
【水風呂の入り方】
かけ水をして汗を流してから水風呂へ入りましょう。
サウナの後には、1分を目安に水風呂へ浸かりましょう。
水風呂へ入ることで、毛穴が引き締まりサウナでの熱を閉じ込めてくれます。
熱を閉じ込めてくれることにより、外気浴のときに寒くなく”ポカポカした状態”で気持ちよく休憩出来るのです。
水風呂が必要な理由
「ととのう」にはサウナ、水風呂で”交感神経”を高めて外気浴で”副交感神経”を優位にさせる
「ととのう」ために水風呂が必要なことを先ほどお伝えしました。
「ととのう」ために水風呂が必要な理由をもう少し掘り下げて見ましょう。
水風呂が必要な理由は、交感神経を高めるため
水風呂は交感神経を高める役割をしています。
交感神経を高めて、副交感神経が優位になると「ととのう」という状態になります。
つまり、極限状態からリラックスした状態になることです。
サウナだけで暑いという極限状態になりますが、水風呂で冷たいというさらなる極限状態にすることが交感神経を高める上で大事です。
サウナで”暑い”、水風呂で”冷たい”と身体が極限状態を感じた後に、休憩でリラックスした状態になることでととのう準備が出来るのです。
交感神経を高めてから副交感神経を優位にさせることで「ととのう」状態にもっていくことが出来ます。
水風呂の効果
脳の余分な物質を掃除してくれる
水風呂は脳の余分な物質を洗い流してくれます。
水風呂で心拍数を下げることで血液がどんどん巡るからです。
脳の血液にも巡ることが書籍で紹介されています。
水風呂に入って皮膚表面の血管がキュッと収縮することで、体の深い部分の太い血管に血液が集中します。それには脳の血管も含まれるため、脳の血管に血液がぐんぐん巡ります。実はこの時、脳内の余分な物質の洗い流しが進みます。血流が増えることで物質の入れ替わりが進むからです。
引用元:医者が教えるサウナの教科書 加藤容崇氏
脳を洗い流すことも出来るとは、水風呂はすごいですね。
素早く、ムラなくクールダウン出来る
冷たい空気と水風呂では熱移動のしやすさが全然違う
水は空気に比べて熱の移動のしやすさが50倍なので素早くクールダウン出来ます。
冷たさを感じることでさらに交感神経を活性化させるので、やはり水風呂は大事です。
シャワーだとムラが出来てしまう
水風呂ではなくシャワーでもクールダウン出来ますが、やはり水風呂をオススメします。
シャワーだと全体を冷やすのに身体の1部しか当たらないのでムラが出来てしまいます。
水道水のため冬はしっかり冷たいですが、夏だとあまり冷たくないということもあるので、水風呂のがいいでしょう。
ちなみに水風呂は「チラー」と呼ばれる冷やす機械でしっかり冷やしているので常に冷たいです。
水風呂の温度は何度が理想?
水風呂は16〜18℃のところが多いです。
確かに冷たいけど心地いいのは16〜18℃ぐらいだと感じますね。
書籍「人生を変えるサウナ術」では理想的な水風呂は”16.5℃”と記載されていました。
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ではなぜ16.5℃が理想的な水風呂の温度なのでしょうか??
16.5℃が理想的な水風呂の理由
16.5℃が寒いという危機感を感じるセンサーが反応する温度帯である。
そして危機感と気持ちよさの間の温度を感じることが出来るのが16.5℃である。
つまり「冷たいけどなんか気持ちいいと」いう恍惚感に導いてくれるちょうど良い温度なのだ。
これは私もすごくわかります。
入った瞬間は冷たいけど、だんだん気持ちよくて心地よくなるんです。
冷たすぎるとこの感覚にはならなかったので、水風呂が苦手な方は16,17℃あたりの水風呂に入ってみて下さい!
シングルの水風呂はどうなの?
シングルの水風呂とは水温1ケタの水風呂のことです。
シングルの水風呂を好むサウナーもいます。
私も入ったことがありますが、冷たいというより痛いです。
でもこれがクセになるので、シングル水風呂はそこが魅力なのかもしれません。
しかしあまり過度な刺激を求めて無理して長く入ったりすることはオススメしません。
”サウナ依存”になる可能性があるからです。
サウナで過度な刺激を求めると、ドーパミンの効きが悪くなってしまう
簡単にいうとサウナで過度な刺激がないと満足出来なくなるということです。
サウナに入るとドーパミンが分泌されます。
ギリギリまでサウナ室に入ったり、シングルの水風呂に入ったりと過度な刺激を行っていると、過剰にドーパミンが分泌されてしまいます。
その結果、刺激がないと満足出来なくなり、サウナ依存になるのです。
医学的にも以下のように説明されています。
ドーパミンを放出する神経細胞が怠け者になり、自然に放出する代わりに、サウナで簡単に放出されるのを待つようになります。そのため、日常生活においても意欲が低下し、サウナに入らないとイライラするようになります。
引用元:医者が教えるサウナの教科書 加藤容崇氏
シングルの水風呂もいいですが、我慢して長く入ったりするのは控えた方がいいでしょう。
まとめ
今回は水風呂の重要性をお話しました。
まとめると
- 水風呂は交感神経を高めてくれるため「ととのう」ために必要
- 脳を掃除してくれる
- 素早く、ムラなくクールダウン出来る
- 理想的な温度は、16.5℃
あなたもサウナの後は水風呂に入って、最高の外気浴をしましょう。
素晴らしい「ととのい」がまっているはずです。
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